1. 迷走の中で出会った「地方創生」と「リスキリング」
昨年の春、私は少し迷走していました。「これまで培ってきた人事の経験を活かして、もっと社会に貢献できないか?」と自問自答する日々。人材会社や採用・教育の現場など、選択肢はありましたが、しっくりくる答えが見つからずにいたのです。
そんな中、ある人材会社との出会いをきっかけに「地方創生」を深く考える機会を得ました。掘り下げていくうちに行き着いたのが、**「リスキリング」**という言葉でした。
人事の世界では聞き馴染みのある言葉ですが、改めて定義を調べると、それは単なる「学び直し」ではありませんでした。「時代の変化に伴い、今後必要とされるデジタルスキルを身につけ、自分自身をアップデートし続ける学び」。これが私の解釈です。
2. 「ドローン」から「生成AIパスポート」へ
振り返れば、少し前にドローンの知識と技術を学び、国家ライセンスを取得したことも、感覚的なリスキリングの一つだったのだと気づきました。
そこから「リスキリング」を専門的に学びたいという衝動に駆られ、Kakedasの**「リスキリングキャリアコンサルタント」**の受講を決意。リスキリングの全般知識に加え、急速に広がる生成AIについても体系的に学び、「生成AIパスポート」の受験まで見据えた至れり尽くせりのカリキュラムに没頭しました。
3. 未経験から「生成AIエンジニア」への無謀な(?)挑戦
学びを進めるうちに、さらに大きな山が見えてきました。「生成AIを本格的に学習し、エンジニアレベルを目指したい」という強い想いです。
選んだのは、日本の生成AI第一人者であるオザケンさん監修の「DMM生成AIエンジニアコース」(残念ながら2026年3月にサービスが終了しました)。PythonやLangChainといった開発スキルを体系的に学べるのが決め手でした。 文系出身でコードに触れたこともない私でしたが、「気合と根性」というデジタルとは真逆の精神で受講を開始。意外にも性に合っていたのか、順調に課題をクリアしていきました。
4. 最大の山場:デプロイとの死闘
しかし、最大の難関は「最終課題」にありました。自作のアプリをデプロイ(公開)する工程で、3度の作り直しを余儀なくされたのです。
2度失敗した時点で、費やした時間は20時間を超え、正直「諦めモード」が頭をよぎりました。しかし、初心に立ち返り、プロンプトを構造化してGitHub Copilotのアシストを受けたところ、ついにアプリが綺麗に動き出したのです! 目標としていた「4週間での修了」の、わずか2時間前にすべての課題を完了。人生の折り返しを過ぎた私にとって、**「最後まで諦めない」**という最高の教訓を得る経験となりました。
結び:何歳からでも、遅くない
リスキリングは一朝一夕に成るものではありません。私自身が身をもって体験したからこそ、これからは「リスキリングキャリアコンサルタント」として、挑戦する皆様を全力でサポートしていきたいと考えています。
人生、何歳からでも遅くありません。皆様も、新しい自分に出会うためのリスキリングにチャレンジしてみませんか?